【ザ・マグニフィセント】ソロ第1-0回 12手番しかない悩ましいボードゲーム
おーしです。
2020年初のソロプレイは、
ザ・マグニフィセントです!
先日購入し、その数日後に4人でインストしながら初めてプレイしました。
しかし、ルールの認識違いが結構あったので、正しくプレイ出来ていませんでした。2日ほどかけてルールを確認したんですが、無念です。
指摘箇所や、後日判明した間違いを全て確認した上で、ソロプレイをして今後のプレイに生かそうということで、今回記事にしてみます。
この第0回では、作品の簡単な紹介、間違えていた部分のおさらい、ソロプレイ用のルールを纏め、次回からの準備を進めていきます。
作品紹介
プレイヤーは、パフォーマーによる奇抜なショーを興行する一団を運営し、観客から最も高い関心を得ることを目指します。
全体的な流れとしては、1回のゲームが3ラウンドから構成されており、1ラウンド中に自分の手番を4回行います。つまり、1ゲーム中に12回しか手番がありません。
手番数が少ないため、慣れれば意外と短い時間で遊ぶことができます。しかし、その1回1回の手番がかなり濃い内容になるため、すっごいやったったー感が得られます。
問題点は、ダウンタイムが長めになってしまうことでしょうか。アクションに使用するダイスを選択する時や、建設アクションでタイルを配置する時には、あーでもないこーでもないと非常に悩まされます。
システムは、各プレイヤー共通の場から使うダイスを選択するドラフト要素と、そのダイスをアクションとして使うワーカープレイスメント要素が軸となります。
ダイスの使い方によってパワーが決まり、そのパワーが大きいほど強いアクションを行うことができます。しかし、強いアクションには大きな見返りが必要です。ラウンドの最後にパワーに応じたお金を支払う必要があります。
また、トレーナーやマスターカードによるボーナス、宝石によるパワー値の増加といったアクションのお助け要素もあり、ある程度はを上手にやり繰りしてアクションを行うことが可能です。
ダイスをどのように使ってアクションをしていくかという計画性と、宝石やお金などを上手く運用するリソース管理が重要になりそうです。
アクションは、自分の手前にあるマスターカードにダイスを配置してアクションを行います。アクションの種類としては、「建設」「移動」「公演」のいずれかを行うことになります。建設や移動で必要なキャンプの設置やサーカステントの配置、資源の獲得やポスターカードの設置などを行って、公演でお金や得点を稼ごうというのが1つの流れになります。
またマスターカードには、お助け要素だけでなく、ラウンド終了時やゲーム終了時に得点を獲得する能力もあります。マスターカードを上手く利用して得点を稼ぐのも重要になります。
間違えていた箇所の確認
ゲームの紹介はこれくらいにして。
次は、プレイしていて間違えやすかった、マニュアルで認識違いがあった部分をおさらいします。
- プレイエリアとは、各プレイヤーの手元のエリアのこと。獲得したお金の管理やトレーナーマーカー、2個目の帽子駒などはここから使います。(ストックにあるトレーナーマーカーは、獲得時にプレイエリアに移動して使います。)
- 透明ダイスのパワーは、そのダイスを使ってアクションするときのみパワーに加えます。次の手番以降では、その透明ダイスのパワーは加えません。
- 手番で使用したトレーナーマーカーは、メインテントに移動します。ラウンド終了時にメインテントにあるトレーナーマーカーをプレイエリアに戻します。つまり、使い切りではなく、ラウンドごとに手元に戻ります。
- トレーナータイルは、他のプレイヤーや自分の前手番の使用に対する制限を受けません。このアクションのときだけ使える、といったタイルはあります。(トレーナータイルの真ん中のアイコンで確認できる)
- 完成させたポスターとは、公演アクションでお金や得点を得ることができたポスターのこと。完成させたらポスターエリアから避けて裏返し、完成したポスターの山としてプレイエリアに移動します。
- 公演アクションを行う場合に公演トラックに帽子駒を置きますが、どの帽子駒を使うかを間違えていました。1回目は、公演トラックに既に置いてある帽子駒、2回目はプレイエリアに残してある帽子駒、3回目以降は、既に公演トラック上にある2個の帽子駒のうちどちらかを取って配置し直します。
- マスターカードやトレーナータイルのボーナスで、ダイスのパワーに関係するものについて。ダイス目に+1や+2とする場合は、ダイス目は変えません。つまり、ラウンド終了時のお金の支払いには影響しません。しかし、ダイスの目を任意の目に変えたり、トレーナータイルでダイス目をひっくり返してダイスの目を変更した場合は、ダイス目が変わっているのでお金の支払いに影響します。
- マスターカードやトレーナータイルのボーナスは、1回だけ実行できます。例えば、2コインを支払ってトレーナーマーカーを得られるようなボーナスは、4コイン払ってトレーナーマーカーを2個得る、といったことはできません。
- マスターカードの得点計算のうち、1色の「キャンプタイルで埋め尽くした最大の長方形(正方形)」について。キャンプに9か所あるエリアを埋め尽くすのと混同していましたが、エリアは関係ありませんでした。これは単純に、その指定色で四角形に埋め尽くした一番大きなスペースを対象に得点計算します。例えば、指定の色で縦4マス×横5マスの範囲を埋め尽くせば、計20点を獲得します。
- テンデイズゲームズさんからも告知がありましたが、キャンプタイルを初めて配置する際は、キャンプ内のどこに配置しても構いません。2枚目以降は、既にキャンプに置いてあるキャンプタイルの一片以上に隣接している必要があります。
ソロプレイ用のルール
ソロプレイの場合の追加ルールを確認しておきます。
- ゲーム準備時、最初のマスターカードとトレーナータイルを決める方法について。先にゲームボードの準備をした後に、マスターカードを6枚、トレーナータイルを2枚引き、そこからマスターカード4枚、トレーナータイル1枚を選んでプレイエリアに配置します。選ばなかったカードとタイルは、山に混ぜてシャッフルし直します。
- 公演トラックのパワー値6、10、16は使用できません。そのトラックには、使っていない色の帽子駒を置いておきます。
- ラウンド開始前に振るダイスは、橙・緑・紫が1つずつ、透明が2つ。計5つ。
- 上記で振らなかった橙・緑・紫のダイスはリザーブとして別に置いておく。各手番開始時に、ポスターディスプレイのポスターカード1枚を捨て札にすることで、その捨て札の下に記載されているシンボルの色のダイス1つをリザーブから取って振り直し、メインテントに追加できます。(次のラウンドの開始時には、橙・緑・紫を1つずつ、透明を2つに戻します。)この場合も、空いたポスターディスプレイにポスターカードを補充します。
- ラウンド終了時のマスターカードとトレーナータイルの獲得方法について。公演トラックに置いてある使っていない帽子駒の位置が関係してきます。自分の帽子駒より上位に置いてある帽子駒1つにつき、メインディスプレイに置いてあるマスターカードとトレーナータイルの組み合わせを上から順番に捨てます。
- 最低目標は200点、出来れば220点、最終目標は240点となります。
ソロゲームの準備
まずは、ゲームボードに必要な駒やタイル、カード、ダイスを準備。
プレイエリアに、自分が使用するプレイヤーボードを適当に選んで配置。今回は初めてのソロプレイなので、A面を使用します。
必要な駒やカードも配置。ポスターカードは、初期用の6枚のから1枚を適当に引きました。
次に、初期のマスターカードとトレーナータイルを選択します。
テントタイルを獲得するタイミングは最高で4回、実質2~3回程度。それよりも、なるべくお金を獲得しやすくして、強いアクションを行えるようにしたほうが有利かなぁ?
ということで、トレーナータイルについては、下の「配置したトレーナーマーカーの数×金2」にします。
マスターカードは、ボーナス「金1」は弱いから除外するとして...トレーナーマーカーを早めに欲しいから、ボーナス「宝石2個を払ってトレーナーマーカーを獲得」は必要。透明ダイスが得点になる2枚はダイスの出目も調整できるし、右の2枚のどちらかだな。
結果、ボーナス「ポスターカード1枚を獲得」にしました。先に選んだカードでダイスの調整は効くので、橙色のダイスにこだわるよりもポスターカードを獲得できるほうを優先しました。
そして最後に、1ラウンド目に使うダイスを振ります。
こうして見ると、透明ダイスの目が分かりづらい・・・
出目は、橙1・緑1・紫6・透明1と4です。
1が3つも出たよ...これは最初からなかなか難し。
こんな感じで準備が整いました。
次回からソロリプレイを、写真と自分の考えていたことを交えながら記事を纏めていきます。
こんな感じでね。
それでは、また次回。